正月飾りの本来の意味

― 風水と神道はまったく別物 ―

毎年この時期になると、
風水をベースにした「正月飾りの情報」が多く出回りますが、
それらは神道とは異なる法則で語られているものがほとんどです。

本来の意味が解かれないまま話が進んでいるため、
ここで正月飾りの本質を、神道の視点から整理しておこうと思います。

■ 門松(かどまつ)について 🎍

門松は、その年の年神様をお迎えするための儀式です。
年神様は「オオトシノカミ」とも呼ばれます。

門松は名前の通り「松」が中心となりますが、
これは単なる植物ではありません。

松を象徴とする神様、
饒速日命(ニギハヤヒ)=十種神宝のエネルギーを
家に迎え入れる意味合いがあります。

分からない方は
「そういう意味があるんだな」
程度の理解で問題ありません🙆

門松とは、
そのエネルギーを家の前に降ろし、強めるための装置です。

■ 竹の意味

竹は「力を増幅させる存在」です。

成長が非常に早く、
かつ強靭な植物であることから、
古来より生命力と強さの象徴とされてきました。

・タケミナカタ
・ヤマトタケル

など、力の強い神様・武将の名に
「タケ」が含まれていることからも分かるように、

竹には
身体的な強さが発現するように
という意味が込められています。

■ 梅の意味(松竹梅)

門松に藁縄で梅結びを施したり、
梅の枝を添えて松竹梅とする文化があります。

梅は
菅原道真公を象徴し、
・頭脳明晰
・学問成就

の力を授かるために用いられます。

また、寒さの中でも花を咲かせることから、
人々の心に笑顔を届ける力を持つとされてきました。

古文書では
「咲く」を「笑く(さく)」と表記するものもあります。

つまり人間本来の明るい笑顔の力が人々の凍った闇を溶かす意味になってきます。

これらのエネルギーを強め、
玄関から家の中へと神気を降ろす意味があります。

■ 松竹梅はすべて出雲系の神様エネルギー

松・竹・梅はすべて
出雲系の神様のエネルギーに属します。

また、

・松を煎じてお茶にする
・筍を食べる
・梅干しを食べる

など、すべて食することができる点も特徴です。

■ しめ縄の本当の意味

ここが、風水と最も相容れない部分です。

しめ縄は
「神様、こちらにご滞在ください」
という意思表示です。

風水では
「結界」「寄せ付けないもの」
と説明されることが多いですが、

本来の意味は
縛ることでも、閉じることでもありません。

神様の出入りは自由です。

人を救いたいという
神様ご自身の御意志によって、
ここに滞在してくださいます。

ありがたいことですね😊

■ 結界として使う場合について

結界としてしめ縄を用いる方法も
確かに存在します。

ただし、それには正式な儀式が必要で、
一般の方が発動できるものではありません。

しかし、しめ縄に清めの力があるため、
場が整い、
それを「結界」と誤認することは理解できます。

ですが、基本的な意味はあくまで
「こちらでお過ごしください」
です。

■ 玄関と神棚のしめ飾りの意味

・玄関のしめ飾り
 → 神様、こちらの家へどうぞ

・神棚のしめ飾り
 → 神様、こちらの神棚にご滞在ください

日本の神道では、
「切る」「遮断する」よりも
どんなエネルギーでも受け入れる
という姿勢が大切にされます。

そのため、
中国由来の風水のような
結界・排除の発想は基本的にありません。

ここが
神道と、風水・陰陽道との
大きな違いです。

■ 一夜飾りは良くないのか?

エネルギーの流れを見ると、
12月31日 午後3時
宮中で行われる大祓の前までに
設置されているのが望ましいです。

■ 29日はどうなのか?

・関東:二重苦
・関西:福

ダジャレ文化を気にするなら、
良い意味を採用しましょう。

神様は
マイナス思考の人を好まない傾向があります。

■ 設置前の清めについて

私は設置前に
塩で場を清めてから正月飾りを設置します。

使用する塩は、
海の完全天日塩など
生成されていないものを使います。

玄関外の敷地から玄関まで
塩で清めると、

神様の気の流れが
非常にスムーズになります。

ここまでできれば
十分に合格点です。

「もっと早く教えてよ」
と言われそうですが、
来年のために早めに書いています🤣

ぜひ年末まで覚えておいて、
来年、良い運気を
家にしっかりいい神気を頂くために
お役立てください。


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