神社と参拝
日本人はなぜ、こんなに龍が好きなのか
神社の天井にも、手水舎にも龍がいる。この親しみはどこから来るのか。大阪で見つかった一体のワニの化石と、その学名に隠された神話の名前。そして龍が守っていたという石の話です。
日本人は、龍が好きです。
神社に行けば
天井にも、手水舎にも龍がいる。
「龍神様」と
様付けで呼ぶ人も多い。
この親しみは、
どこから来ているのでしょうか。
龍のモデルは、ワニだったという説
龍は架空の生き物だと
思われています。
でも、モデルがいたという説がある。
マチカネワニです。
1964年、大阪大学の豊中キャンパスで
ワニの骨が見つかりました。
42万年前の地層から出てきた、
日本で最初のワニの全身骨格です。
全長は、およそ7メートル。
普通のワニより顎の幅が狭くて、
細長い顔をしています。
見つかった場所が待兼山だったので、
マチカネワニと呼ばれています。
学名に、神話の名前が入っています
面白いのは、ここからです。
この化石につけられた学名を
ご覧ください。
Toyotamaphimeia machikanensis
トヨタマヒメイア。
豊玉姫です。
海の神様の娘で、
山幸彦の妻になった方。
古事記では、
お産のときに本来の姿に戻ります。
その姿が「和邇(わに)」と書かれ、
日本書紀のほうでは
「龍」と書かれている。
つまり日本の神話は、
はじめから
ワニと龍を同じものとして扱っている。
化石に名前をつけた学者たちも、
そのことを知っていた。
だから豊玉姫の名を借りたわけです。
架空の生き物の話では、
なくなってきますね。
東京駅の隣に、その骨がいます
実物は大阪大学総合学術博物館にあります。
2025年に、
国の天然記念物になりました。
そしてレプリカが、
東京駅のすぐ隣にあります。
インターメディアテク。
丸の内のKITTEの、2階と3階。
東京大学総合研究博物館が
日本郵政と一緒に運営していて、
入館は無料です。
全身骨格が、置いてあります。
ここで、地図を開いてみてください。
KITTEから西を見ると、
すぐそこに皇居があります。
宮中三殿。
天皇陛下が祭祀をなさる場所です。
ほぼ、東の線の上に並びます。
龍が、東から皇居を守っている。
そう見えなくもない配置です。
偶然かもしれません。
でも実際に行って、
その骨の前に立ってみると、
感じるものがあります。
ここからは、半信半疑で
ここから先は、
半信半疑で聞いてください。
龍の記憶を持つ人たちから
聞いた話です。
遥か太古。
物と会話ができて、
すべてのものに魂が宿っていた、
平和な時代があったといいます。
その時代、龍は
地球の上で栄えていました。
風と水の循環を守る。
それが龍の役目でした。
そしてもうひとつ、
守っていたものがある。
石です。
今でいう、パワーストーン。
力のある石。
絵や彫刻で、
龍が玉を持っているでしょう。
あれが、その石です。
白龍と、天下取りの赤い石
当時の龍には
24の色があったといいます。
一番強かったのが白龍。
その下に金龍。
階級が、ありました。
最も強い白龍が持っていたのが
天下取りの赤い石です。
ところが、
この平和な世界に、
宇宙から石を奪いに来た者がいた。
白龍は殺され、
赤い石は奪われた。
そう伝えられています。
いち早く危機に気づいたのが、
金龍でした。
金龍が持っていたのは、
透明の石。
人と人を繋ぎ、
意思疎通と心の安定をもたらす石です。
金龍はその石とともに、
日本に身を隠した。
日本が「金龍の国」と呼ばれ、
龍を好きな人がこんなに多いのは、
そこに理由があるのかもしれません。
ほかの龍は、
すべて殺されたといいます。
今はエネルギー体としてだけ、
存在しています。
龍雲を見たときは
エネルギー体になった龍からも、
メッセージは届きます。
その代表が、龍雲です。
空を撮ったら龍の形をしていた。
そんな経験のある方も、
多いでしょう。
龍雲が見えるときは、
自分の中に
「世界に対して
何かを成し遂げたい」
という思いが
立ち上がっているときです。
見ると、実行力が増していきます。
ただし、
全部が吉兆ではありません。
頭だけの龍雲には、
気をつけてください。
人間関係で、
何かが切れることがあります。
そしてその原因は、
たいてい自分の側にある。
ショックを受けるかもしれません。
でも龍は、
それを先に知らせてくれている。
そう受け取ることも、できます。
龍は、少し上から話しかけてきます
龍と会話したことのある方なら、
あの話し方に気づいたはずです。
「さあ、願いを言え」
少し、上からの口調。
龍の位置は、
人より上、神様より下。
もしあなたが
生き神として目覚めることができれば、
龍は眷属として
友好的に接してくれるようになります。
龍が好きな人が、気をつけたいこと
ここは、
少し耳の痛い話かもしれません。
龍を好む人は、
龍の「見下す」エネルギーを
少なからず受けています。
自分と意見の違う人を、
批判してしまう。
見下してしまう。
そういう傾向が
出ることがあります。
もし龍に惹かれるなら、
一度、振り返ってみてください。
その傾向は、ありませんか。
すべてを肯定する
大事なのは、
すべてを肯定して受け入れる
大きな心を育てることです。
否定から、入らない。
違う意見の人がいても、
そういう見方もあるかと
受け取ってみる。
その姿勢が、
あなたの人生を
さらに高いところへ運んでくれます。
龍は、その姿を見ています。
その龍が守っていたという
「力のある石」の話を、
続けて書きました。
龍を祀る場所での石の扱いは、
神社で石を積んではいけない理由に書いています。
ありがとうございます。
感謝してます。